【書道部】令和５年度　土浦ブロック実技講習会（書道）に参加しました。

　暑さ厳しい中、８月18日（金）に「令和５年度土浦ブロック実技講習会（書道）」があり、本校生徒２名が参加しました。実技講習会は茨城県高等学校文化連盟主催の企画行事です。土浦ブロックの高校６校45名の生徒が参加しました。文化部は運動部と違って対外の大会が少ないので、他校の生徒さんに教わったり作業したりして普段では味わえない貴重な経験となりました。

　今回は「篆刻（てんこく）」の実作でした。作品を墨書した後、印を突きます。その印を雅印といい、石の印材に印刀（鉄筆）で彫り込んでいきました。それぞれ大きさの違う印材に、文字が赤で写る「朱文（しゅぶん）」や文字が白く写る「白文（はくぶん）」で作製された雅印は、趣のある、唯一無二の貴重な宝物となりました。

　「いい経験になった。自分の作品に押せるよう、今後とも（書道に）努力していきたい」と生徒は感想を述べていました。

　最後に、彫った印面を保護するための袴を製作し、色紙に寄せ書きのように参加者全員が押印して、篆刻の実技講習を無事に終了しました。