「RollsRoyce&BAEサイエンスキャンプ2025」で最優秀賞を受賞しました!!

NEW2025.08.28

RollsRoyceは高級自動車で有名ですが,今はジェットエンジンを作る会社です。BAEsystemsは防衛・宇宙用機械を作る会社です。両社が合同で将来の技術者の育成を目的として,このイベントを行っています。全国の高校・高専の応募校から12校が選ばれ,そのうちの1校が本校です。予選を経て決勝大会に出場した本校の最終メンバーは物理を選択している3年生6名です。

キャンプといってももちろん野営ではありません。出された課題に対し,一定期間に各チームがそれぞれ開発を行う形の,もの作りプログラムです。今回の課題は「エアプレーンの開発」でした。与えられた電源用コンデンサーとモーターを使った模型飛行機をチームごとに開発し,その機体によって競技会を行います。まずは,予選までの4/28~6/21が開発期間となりました。

<予選6/21まで>

予選競技は体育館などの室内で,飛行機になるべく重い重りを積み,1回20mの距離を運ぶ競技です。5分間以内に何gの重りを,何回運べるかを競います。同時にプレゼンテーションも評価されますが,重りの重さ(g)×飛行回数という競技記録は差が出るので,決め手になるはずです。

開発のあいだ,体育館が放課後いつでも使えるわけではないので,飛ばすための無風の広い場所に困りました。そこで,物理室の中で数m飛ばしてはカーテンに衝突させるというやり方で飛行テストを行いながら開発を進めました。

オンラインで行われた予選では,他校の積荷が最大でも数gだったのに対して,本校は24gの重りを積んで13回飛行させることができました。全体1位の成績となり,予選通過を決めました。決勝大会は本校と高槻高(大阪),祇園北高(広島)の上位3校,さらに会場を提供するドルトン国際大中高(東京)を加え,4チームで競うことになりました。

<決勝大会8/20まで>

予選後,決勝大会では2つの競技部門が設けられることが発表されました。

(1)速度部門 20m飛行させるタイムを競う。(3回飛行)

(2)重量部門 積荷の重量(g)×飛行距離(最大20m)を競う。(6回飛行)

積荷の重りを増やすために機体の改良を続けるかたわら,飛行速度に特化した機体を新たに製作しました。

いよいよ決勝当日,まず速度部門の競技です。本校は1回目には安全策をとって攻めずに完走したのですが,その後2回とも飛行に失敗して記録を更新できませんでした。しかし,他チームの記録が伸びず,本校の1回目の記録が2位との差0.1秒ながら,ぎりぎり1位となりました。

次は重量部門競技です。本校は1回目に予定していた30gの重りを積んで20mを運び切ったので,その後,機体にとっては未知の領域ですが,重りを徐々に増やして行きました。途中1回カーブが出て15mで終わりましたが,その原因を修正し,最後には手持ちの重りを全部貼り付けて38.5gを運びました。トップ独走で余裕の1位でした。

競技後にその場で行われた交流会では,他校生からの沢山の質問に対し,機体を見せながら堂々と説明する本校生の姿がありました。

両部門で1位となったので,文句なしの最優秀賞です。表彰式の講評では技術的な内容だけでなく,チームのトラブルに対する対応力についても褒められました。

表彰式後Rolls-Royce、BAEsystemsの技術者たちと記念写真 表彰式後Rolls-Royce、BAEsystemsの技術者たちと記念写真

プレゼンテーション プレゼンテーション

競技場の中央のスクリーンに記録が逐次映写されます 競技場の中央のスクリーンに記録が逐次映写されます

質問攻めにあう 質問攻めにあう

競技前の様子 競技前の様子